くりにっき

フルスタックキュアエンジニアです

kagaribiを作った

kagaribiって?

Cloud Firestoreを手軽に使うためのgemです。

github.com

元々は個人アプリで3〜4年くらいずっと使ってたやつでそのうちgem化しようとは思ってたんですが、いい感じのgem名が思いつかずに今に至ってました。

この度いい感じのgem名を思いついたのでgem化しました。

gem名の由来は「Firestore -> Fire -> 火 -> 篝火🔥*1」です。

使い方とかはREADMEを参照

頑張りポイント

Firestoreって普通に使ってるとたまに「Could not load the default credentials.」みたいなエラーが出てリトライするとなおるんですが、今まで運用してきて遭遇したそれ系のエラーはだいたい網羅してます。

https://github.com/sue445/kagaribi/blob/v0.1.0/lib/kagaribi/collection.rb#L111-L149

Switch用ファミリーコンピュータ コントローラーを本体以外でも充電したい

前置き

www.nintendo.com

このコントローラはSwitchの両サイドに1コンと2コンを挿して充電する方式です。

参考画像: https://news.denfaminicogamer.jp/news/240509l/attachment/img-main-02

本体以外でも充電したいことがたまにあるのでジョイコン充電器を探したんですが、ファミコンのコントローラーが普通のジョイコンよりもサイズが大きいため実際に充電できるやつを見つけるのに苦労しました。

比較した写真

元々はNintendo Switch Online加入者限定商品なんですが、今度一般発売されるらしい *1のでこの手の需要がありそうな気がしてメモ。

実際に充電できたやつ

実際にファミコンコントローラーを充電できた充電器はこちらになります。

探せば他にも色々ありそうだけど、確実に充電できるものが欲しい人はこれを買うといいと思います。

実際に買って試したけどダメだったやつ

最初に買ったやつがこれ。

ケーブルタイプなのでいけるかと思ったんですが、ファミコンコントローラーの充電端子の溝にうまく入らなくて充電できなかったです。

RubyKaigi 2024 Mapを作った #rubykaigi

RubyKaigi 2024 関係のPartyが多すぎて把握しきれなくなったので自分用にGoogleマイマップにまとめた。

ブラウザで3rd party cookieが無効化されていると地図が見れないので、その場合は下記を見てください

www.google.com

備考

  • アイコンは各日付ごとに色分けしつつ、イベントの種類ごとにそれっぽい絵柄にしています(例:Drinkupは🍺など)
  • 日付ごとにレイヤーを分けているので、特定の日付のみ見たい場合は見たい日付以外のレイヤーを非表示にしてください

新しいPCを買った

コンテキスト

今まで使ってた私物のデスクトップPCは7〜8年前くらいに買ったやつなんだけど、数日前からHDDかCPU辺りから異音を発生するようになって(夜寝れないくらいうるさい)、いよいよ寿命が近いかなと悟って新しいデスクトップPCを買った。

これまでもPC起動後20分くらい経たないとまともに使えなかったり、どっかのタイミングでWindows Updateに失敗するようになってだましだまし使ってたんですが、異音がトドメになった。

誕生月なので実質自分への誕プレ

OLD

  • CPU: Intel Core i7
  • Memory: 8GB -> 16GB(購入後に増設)
  • Storage: 1TB (HDD)

NEW

僕は基本的に購入時にスペックガン積みする金の弾丸戦略をとってるんだけど、今売ってるメーカーPCは基本的にメモリ最大16GBが多くて最初から32GBのやつを探すのに苦労しました。

後から増設できるのは結構あったんだけど、どうせ増やすのは分かりきってるし自分でバラすとメーカー保証が効かなくなって嫌なので購入時に増やしたいんですよね...

スペックマシマシで購入できるのは調べた範囲だとNECしかなかったと思います。

https://www.nec-lavie.jp/products/desktop/lavie/dt/

Cloud Functionsのデプロイ時に使われるArtifact Registryで古いタグを削除する

前提

Google Cloudの Cloud Functions の第2世代ではデプロイする時には自動的に Artifact Registry にDockerイメージが作られます。

cloud.google.com

デプロイ時に自動的にDockerイメージを作ってくれるので利用者側では全然気にすることはないのですが、作られたイメージは消えないので頻繁にデプロイしているとDockerイメージが増えてArtifact Registryのストレージの費用が増えて気になっていました。

具体的にどれくらい費用かかっていたのかというと、週1回デプロイを1年間続けたらArtifact Registryだけで月1ドル前後かかるようになっていました。(Cloud Functions部分は無料枠におさまっているので0円)

業務だと全然無視していい費用感なんだけど個人プロダクトだと削りたかったので自動的に消す方法を仕込みました。

基本的にはTerraformでやる前提なので他の方法でやる場合には適宜読み替えてください。

手順1. Cloud Functionsが作ったArtifact RegistryのリポジトリをTerraformにimportする

TerraformでArtifact Registryの設定変更をするためには最初にimportする必要があります。

まずは適当なtfファイルに下記を書きます。

import {
  id = "asia-northeast1/gcf-artifacts" # TODO: 東京リージョン以外を使ってる場合は要修正
  to = google_artifact_registry_repository.gcf-artifacts
}

その後 terraform plan -generate-config-out=_generated.tf のようにコマンドを実行すればimport結果が _generated.tf に出力されます。

_generated.tf の中身はこんな感じ。

# __generated__ by Terraform
# Please review these resources and move them into your main configuration files.

# __generated__ by Terraform from "asia-northeast1/gcf-artifacts"
resource "google_artifact_registry_repository" "gcf-artifacts" {
  cleanup_policy_dry_run = true
  description            = "This repository is created and used by Cloud Functions for storing function docker images."
  format                 = "DOCKER"
  kms_key_name           = null
  labels                 = {}
  location               = "asia-northeast1"
  mode                   = "STANDARD_REPOSITORY"
  project                = "XXXXXXXXXXXXXXX"
  repository_id          = "gcf-artifacts"
}

生成されたリソースを別のtfファイルに移動させれば_generated.tf は削除していいです。

手順2. Artifact RegistryにCleanup Policyを適用する

Cloud FunctionsでしばらくデプロイしているとArtifact Registryのリポジトリ

  • latestタグ
  • UUID形式のタグ
  • タグ無し

のような構成になります。

そのためlatestタグだけ残して他は全部消すような Cleanup Policy のルールを適用します。

Terraformだと下記のようになります。

locals {
  # "0" 〜 "f" の文字列を生成する
  hex_chars = [for i in range(0, 16) : format("%x", i)]
}

resource "google_artifact_registry_repository" "gcf-artifacts" {
  location      = "asia-northeast1"
  repository_id = "gcf-artifacts"
  description   = "This repository is created and used by Cloud Functions for storing function docker images."
  format        = "DOCKER"
  mode          = "STANDARD_REPOSITORY"

  cleanup_policy_dry_run = false

  # latest tagは常に残す
  cleanup_policies {
    id     = "keep-latest"
    action = "KEEP"

    condition {
      tag_state    = "TAGGED"
      tag_prefixes = ["latest"]
    }
  }

  # tag無しは全て削除する
  cleanup_policies {
    id     = "delete-all-untagged"
    action = "DELETE"

    condition {
      tag_state = "UNTAGGED"
    }
  }

  # UUID形式のタグを全て削除する
  cleanup_policies {
    id     = "delete-hex-prefix-tags"
    action = "DELETE"

    # FIXME: Cleanup Policyでは正規表現が指定できないので0〜fで始まるものは全てUUIDとみなす(残したいlatestはマッチしないので一応問題ない)
    condition {
      tag_state    = "TAGGED"
      tag_prefixes = local.hex_chars
    }
  }
}

コメントにも書いてるけどCleanup Policyでは正規表現が使えないのでUUID形式のタグを消す部分はかなりの力技です...(UUIDで取りうるアルファベットはa〜fなのでlatestが消えずに済んでいる)

Terraform読めない人向けに一応 gcloud artifacts repositories list-cleanup-policies コマンドの結果も載せておきます。

$ gcloud artifacts repositories list-cleanup-policies gcf-artifacts --location asia-northeast1
Listing items under project XXXXXXXXXXXXX, location asia-northeast1, repository gcf-artifacts.

Dry run is disabled.
[
  {
    "action": {
      "type": "DELETE"
    },
    "condition": {
      "tagState": "UNTAGGED"
    },
    "name": "delete-all-untagged"
  },
  {
    "action": {
      "type": "DELETE"
    },
    "condition": {
      "tagPrefixes": [
        "0",
        "1",
        "2",
        "3",
        "4",
        "5",
        "6",
        "7",
        "8",
        "9",
        "a",
        "b",
        "c",
        "d",
        "e",
        "f"
      ],
      "tagState": "TAGGED"
    },
    "name": "delete-hex-prefix-tags"
  },
  {
    "action": {
      "type": "KEEP"
    },
    "condition": {
      "tagPrefixes": [
        "latest"
      ],
      "tagState": "TAGGED"
    },
    "name": "keep-latest"
  }
]

他のソリューション

Artifact RegistryにCleanup Policyが導入されるまでは https://github.com/GoogleCloudPlatform/gcr-cleaner を使っていましたが、こっちはもうメンテされていないので基本的にはCleanup Policyを使うのがいいと思います。

とはいえgcr-cleanerは正規表現でタグ指定ができるのが便利なのでどうしても正規表現を使いたい場合にはこっちを使うことになりそう。(早くCleanup Policyでも正規表現対応されてほしい...)

シレン6のとぐろ島の神髄をクリアした

とぐろ島の神髄って?

  • 持ち込み不可、落ちてるアイテムは軒並み未識別のオーソドックスな不思議のダンジョン
  • 初代トルネコだともっと不思議、初代シレンだとフェイの最終問題に相当
    • 以下「神髄」と呼称

準備

手数は多い方がいいので神髄挑戦前に白紙の巻物に全滅の巻物を書けるようにしました。

今回の踏破では使わなかったけど別の挑戦中に何回かお世話になりました。

立ち回り

wikiを見ながらプレイ

shiren6.game-info.wiki

真髄を本格的に潜り始めて2週間くらいでクリア。(救助は未使用)

序盤

2〜3Fでニギライズをして最大満腹度を170%くらいにはしました。

けどドスコイ状態を維持し続けるには食料が足りなかったので食料が飽和し始める中盤くらいまではドスコイ状態になるべくならないように気をつけました。(満腹度が減ってドスコイ状態が解除されると最大満腹度が減ってしまうため)

今回は割と早い段階で気配察知の腕輪と道具感知の腕輪が引けてよかっです。

中盤

40Fでオヤジ戦車種をねだやしにしたら40〜41Fの敵がほとんどマゼモンになってだいぶ合成が捗りました。

魔法反射の印がついた神器盾を拾えて合成できたのでガイコツまてんは完全にカモでした。

気配察知の腕輪をつけていたのでタベラレルー稼ぎもしやすくてよかった。

50F前後で使い捨て刀にかつおぶしを合成しました。(通称:つかいぶし)

終盤

(多分床落ちで)透視の腕輪を入手できたので気配察知の腕輪と道具感知の腕輪を2つ装備する必要がなくなったのは助かりました。

白紙の巻物は中盤くらいまであまり出なかったんですが、終盤になって一気に出始めました。

白紙の巻物が余ってたのでミラクルチキンとアークドラゴンをねだやした。

装備の印は良かったんだけど武器・盾自体はそんなに強くなかった(木刀と金の盾...)ので70F以降は基本即降りだったと思います。

会心と連撃が決まれば確1、無くても2〜3発くらいで戦えなくはないんだけど、最大HP480に対して被ダメが60〜70くらい(満タン防御無し)で全部の敵と戦うのは厳しかったです。

シレン5の原始への道と比較した場合の所感

シレン5の時の踏破エントリは下記

sue445.hatenablog.com

sue445.hatenablog.com

比較してそう感じたってだけなので不満点ではないです。(ゲーム性の違いだということで納得している)

  • シレン5の原始だとマゼルン種が特定のフロアにしか出ないのでその稼ぎポイントを逃すと異種合成できなくて一気につらくなった印象。シレン6だと出現率は低いものの広範囲で出現するので合成にはそんなに困らなかった。(シレン6のマゼルン種は硬くて倒しづらいので別の辛さはあったけど)
  • 原始は30F超えると一気に敵が硬くなってそれなりに装備が良くても死ぬケースがよくあったけど(隕石装備や昼盾でも厳しいことがある)、神髄はちゃんと装備を鍛えていればそれなりに戦えたと思う。(木刀と金の盾で踏破できるとは思わなかった...)
  • シレン5だとお香がフロア永続だったけど、シレン6のお香はターン制限(150ターン)ついたのが地味に痛い
    • 原始終盤のアークイッテツゾーンは冷え冷え香の壺(シレン6で言うところの耐炎耐爆のお香)でしのいでいたけど、150ターンだとフロア巡回するにはちょっと厳しいので神髄終盤のアーク対策には心もとない
  • シレン5は装備の育成システムがあるのでメイン装備を途中で別のものに変えづらいけど(武器盾にも経験値があってレベルが低いと基礎値が低かったり印の上限が少ないのですぐには乗り換えられない)、シレン6は途中で変えやすいのがよかった。(印の上限は巻物で増やせるのでなんとでもなる)
  • シレン6はドスコイゲー。食料の重要度が高い

actions/upload-artifactとactions/download-artifactは同時にバージョンアップする必要がある

前置き

actions/upload-artifactdownload-artifact がそれぞれv4になりました。

github.blog

個人リポジトリ.github/dependabot.yml で下記のような自動更新設定を入れていたのでそれぞれバージョンアップのPRが作られました。

updates:
  - package-ecosystem: github-actions
    directory: /

しかし、片方ずつバージョンアップするPRだとCIがコケてしまったので同時にバージョンアップする必要がありました。

github.com

github.com

手でバージョンアップしても良かったのですが、今後の事も考えて自動化しました。

実際の設定

下記のように複数のactionを1つのグループとして扱うことでDependabotで同時にバージョンアップするすることができます。

    groups:
      artifact-actions:
        patterns:
          - "actions/upload-artifact"
          - "actions/download-artifact"

github.com

参考リンク

github.blog

https://docs.github.com/en/code-security/dependabot/dependabot-version-updates/configuration-options-for-the-dependabot.yml-file#groups

実際に作られたPR

ヨシ!

github.com