くりにっき

フルスタックキュアエンジニアです

いつでもどこでも同じ.vimrcを使う

Vim Advent Calendar 2012 : ATND の6日目です

6日目 いつでもどこでも同じ.vimrcを使う

vim歴半年くらいなのであまり大した事は書けません。あしからず

vimの魅力といえば.vimrcを育てて自分好みにカスタマイズするところです。*1

しかし環境が変わると最初から環境構築しなおす必要があるのがネックです。

そこで、.vimrcをgitでバージョン管理してgithubbitbicketホスティングすることで、家でも会社でも同じvimを使うことができます。

既存の.vimrcを手っ取り早くgit管理する

cd ~
mkdir ~/dotfiles
mv ~/.vimrc ~/dotfiles/_vimrc
mv ~/.gvimrc ~/dotfiles/_gvimrc
mv ~/.vim ~/dotfiles/vimfiles
ln -s ~/dotfiles/_vimrc ~/.vimrc
ln -s ~/dotfiles/_gvimrc ~/.gvimrc
ln -s ~/dotfiles/vimfiles ~/.vim
cd ~/dotfiles
git init
git add .
git commit -am "first commit"

ここまでくればあとはgithubにリポジトリを作ってpushするだけでいいですね!

git remote add origin https://github.com/<your account>/dotfiles.git 
git push origin master
追記

個別にlnしなくても感じで自動化できるらしいです。(3100さんthx!)

他のPCにgithub上の.vimrcを反映させたい場合

既にファイルがある場合は念のためバックアップをとっておく

cd ~
mkdir ~/tmp
mv ~/.vimrc ~/tmp
mv ~/.gvimrc ~/tmp
mv ~/.vim ~/tmp

ここまできたら後はさっきとだいたい一緒

git clone https://github.com/<your account>/dotfiles.git 
ln -s ~/dotfiles/_vimrc ~/.vimrc
ln -s ~/dotfiles/_gvimrc ~/.gvimrc
ln -s ~/dotfiles/vimfiles ~/.vim

その他のメリット

  • こまめにリモートリポジトリにpushしておくことで、一種のバックアップにもなります
  • 自分が他の人の.vimrcをパクる参考にするのと同様に、他の人も自分の.vimrcを見て幸せになれます
  • GithubやBitbucketはwikiも完備されているため、環境構築手順などのメモも残しておくことができます

応用編

参考URL

git以外

Mercurial

bitbucketでおk

SVN

頑張れ

Dropbox, Google Drive

これらを使うのが一番手っ取り早い気がしますが

  • 会社によってはセキュリティの関係で利用が禁止されている可能性がある
    • 前の現場だとDropboxへのアクセスが遮断されていました
  • gitほど厳密に履歴管理できない
    • 削除されたファイルの復旧はできるけど、プラグインを入れる前の状態に戻したいということは(たぶん)無理

ため、バージョン管理ツールを使った方がいいと思います。

*1:異論は認める